(1)取締役の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制その他業務の適正 を確保するための体制
平成18年5月1日の会社法施行により、会社法第362条第4項第6号に定める体制、いわゆ る内部統制システムの基本方針について、平成18年5月9日開催の取締役会にて次のとおり 決議し、平成19年3月22日、平成21年5月13日および平成23年6月24日開催の取締役会で 一部内容を変更しております。
また、内部統制システムのモニタリングおよびプロセス監査を目的とする監査室を設置し、
監査役とも連携を図り、現業部門から独立した立場で内部統制システム構築・運用に関するアド バイス等の活動を行っています。
【内部統制システムの基本方針】
1. 業務運営の基本方針について
当社は社是・経営理念および行動規範を経営基本方針とし、取締役、監査役並びにグループ 全社員に徹底するよう努力しております。
(社 是)
至誠と創造
(経営理念)
社名の「リンテック」、すなわち “リンケージ” (結合)と “テクノロジー” および 社是「至誠と創造」に裏付けされる人の和、技術開発力を基軸とし、国内・海外の業 界において、だれからも信頼される力強い躍動感あふれる会社として社会に貢献し、
株主各位・顧客・社員家族の期待にこたえる斬新な経営を推進します。
(行動規範)
企業活動の根幹は「コンプライアンス(法令遵守)」であり、リンテックグループの 国内・外における企業活動において「関連法規」並びに「社会ルール」を遵守してまいり ます。
2. 取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に対する体制
情報の保存および管理については、法令により定められた文書を含めて文書の種類ごとに 文書規定を制定し、保存・管理しております。文書およびその他情報の取り扱いについて は、情報セキュリティ管理規程、営業秘密管理規程を制定し、管理しております。
3. 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
経営にはさまざまなリスクがありますが、当社の規程全体が、業務執行に伴うリスク要因 を前提に構成されております。また、各部門ごとにマニュアル化を進め、運用の徹底を図る ことにより、リスクを未然に回避する努力をしており、今後個別リスクに対応するべく整備 を進めてまいります。また、災害時などの緊急時のために、通常業務によるリスク管理とは 別に全社統括危機管理規程を定めており、災害はもとより、不祥事対応の際にも危機管理 組織を立ち上げられる体制が整備されております。さらに、緊急連絡網の整備に加え、安否 確認システムを導入しており、緊急時の即応体制を強化しております。
通知
株主 総会 参考 書類
事業 報告
計算 書類 等
監査 報告 書 4. 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
当社では業務分掌規程による各組織の役割分担に対応した取締役の担当職務を定めると ともに、執行役員制度の導入により、経営と執行の分離及び意思決定の迅速化を図っており ます。また、環境の変化に対応できるよう随時組織を見直し、必要に応じて組織横断的な 委員会を随時発足させるなど、職務執行の効率性の維持を図っております。
5. 取締役および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制 CSR委員会活動を通じて企業の社会的責任をより具体化し、職務執行に反映しておりま す。通常業務においては、業務分掌規程に基づき所属組織の役割分担および指揮命令系統を 定め、そのラインの上司による管理を行っております。同時にグループの取締役、監査役、
使用人に対して行動規範ガイドラインを定め、コンプライアンスの徹底を図っております。
それ以外にも監査規程に基づく内部監査や、内部通報制度を設けコンプライアンスに努めて おります。
6. 当社および子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
当社は関係会社業務規程を制定し、主管部門が当社グループの業務統制を行うことによ り、適正の維持に努めております。また、内部監査規程を制定し、監査役並びに監査室が、
定期的にまたは必要に応じ、随時当社並びにグループ会社各社の監査を行い、規程の運用 状況を確認しております。また、グループ全体の行動規範ガイドラインを定め、周知を図っ ております。
7. 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する 件およびその使用人の取締役からの独立性に関する件
当社は従来の監査役監査体制を見直し、平成20年4月から適用された内部統制システム の監査業務を含めた監査役監査の実効性をより一層高め、かつ監査職務をさらに円滑に遂行 する体制を確保するため、監査役の業務を補助する監査役会事務局を置いております。
なお、監査役会事務局スタッフへの指示命令は監査役が行うものとし、監査役会事務局 スタッフへの人事異動・人事評価・懲戒処分は監査役の同意を得なければならないものと しております。
8. 監査役への報告体制およびその他監査役監査が実効的に行われることを確保するための体制 当社は、監査役に会社の情報が障害なく入るための体制を確保する目的で、取締役、使用 人のみならず会計監査人、顧問弁護士、顧問税理士などからの情報も入る環境を整備してお ります。具体的には代表取締役との定期的会合、取締役会、経営会議、戦略会議などの重要 会議への監査役の出席・意見陳述の場を制度として確保しております。また、会計監査人、
顧問弁護士、顧問税理士と監査役とが直接会って情報の交換を行うなどの連携を図る体制に しております。
(2)株式会社の支配に関する基本方針
① 基本方針の内容
当社取締役会は、大規模買付行為がなされた場合、これに応じて当社株式の売却を行うか 否かは、最終的には当社株主の皆様の判断に委ねられるべきものであると考えております。
しかしながら、その前提として、当社株主の皆様が大規模買付行為に応じるか否かを判断 するためには、大規模買付者および当社取締役会双方からの適切な情報提供が不可欠であると 考えております。逆に、株主の皆様が不十分な情報しか提供されないまま、大規模買付行為に 応じるか否かの判断を迫られるような事態に陥ることは、株主共同の利益に反するものと考え ております。
なかでも大規模買付行為が当社に与える影響や、大規模買付者が考える将来の経営方針や 事業計画の内容等は、当社株主の皆様が大規模買付行為を受け入れるかどうかを検討するうえ で重要な判断材料であると考えられ、同様に、当社取締役会が大規模買付行為について評価、
検討を行ったうえでどのような意見を有しているかということも、当社株主の皆様にとっては 重要な判断材料になると考えております。
当社取締役会は、このような基本的な考え方に立脚し、株主の皆様に大規模買付者および 当社取締役会双方からの適切な情報提供と、判断するための十分な時間を確保することが必要 と判断しております。
② 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務および事業の方針の決定が支配される ことを防止するための取り組み
当社は、上記基本方針に基づき、株主共同の利益を害する大規模買付行為を防止するための 取り組みとして「大規模買付ルール」を導入しております。大規模買付者に対して同ルールの 遵守を求めるとともに、遵守されない場合には、大規模買付者を株主共同の利益を害する者と 判断し、当社取締役会として必要な対抗措置を講じる考えであります。
なお、「大規模買付ルール」の内容につきましては、18頁から31頁に記載のとおりであり ます。
通知
株主 総会 参考 書類
事業 報告
計算 書類 等
監査 報告 書
③ 大規模買付ルールに関する当社取締役会の判断およびその理由
当社取締役会は、上記「大規模買付ルール」が会社法施行規則第118条第3号ハに定める 要件、すなわち、「基本方針に沿うものであること」、「当社の株主の共同の利益を損なうもの ではないこと」および「当社の会社役員の地位の維持を目的とするものではないこと」のそれ ぞれに該当していると判断しております。
具体的には、同ルールは有効期限を3年として株主総会にて延長または廃止を行い、株主の 意思が反映される仕組みであることのほか、客観的合理性のある条件が満たされない限り対抗 措置が発動されないように規定され、かつ社外の有識者から成る独立委員会による勧告を尊重 するなどの手続きが定められていることから、前記①の基本方針に沿うものであって株主共同 の利益を損なうものでなく、かつ会社役員の地位の維持を目的としたものではないと判断して おります。
(3)剰余金の配当等の決定に関する方針
当社は株主への利益還元の充実を経営上の最重要課題の一つと位置づけており、利益配分に つきましては、経営基盤の強化を図りつつ、各事業年度の連結業績を勘案し、安定的かつ継続的 な配当を行っていくことを基本といたします。内部留保資金につきましては、財務基盤の強化な らびに将来の企業価値向上のための生産設備や研究開発投資などに有効に活用してまいります。
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本事業報告に記載の金額は、表示単位未満の端数を切り捨てて表示しております。